スマキャラ対戦記

当ページでは,CPUキャラクターの対戦記を作り,各CPUキャラクターの強さをランキングにしております。
 対戦するキャラクターは,通常の25キャラクターにギガクッパ・謎のザコ敵♂・謎のザコ敵♀を加えた計28キャラクターです。
  ゼルダとシークは合わせて1つのキャラクターとします。

 <対戦の方法>

レベル9の各CPUキャラクターを終点で1対1で対戦させました。
 アイテムは無し,ルールはストック制,ストック数は3つです。
  この対戦を各キャラクターと他の27キャラクターとでそれぞれ5回ずつ行い,各キャラクターの勝ち数と勝率を求めました。

 <スマキャラ対戦記>

対戦記の数値は,左のキャラクターが上のキャラクターに5回戦のうち何回勝ったかを示します。
 例えばマリオはドクターマリオに5回のうち1回勝ち,逆にドクターマリオはマリオに5回のうち4回勝ちました。
  数値は5が最大なので,例えばルイージはマリオに5戦全勝したということになります。
勝ち数は135回 (=5×27) のうちで左のキャラクターが勝った回数を示します。
 勝率は"勝ち数/135"をパーセンテージで示します。全対戦回数は1890回 (=135×28÷2) です。

 



























勝ち数勝率
マリオ 1041212121212100224421440355238.5%
ドクターマリオ4 253452224525152255555540559973.3%
ルイージ53 524340533453524455545305510174.8%
クッパ100 2242011314002435550440556346.7%
ピーチ4233 324054535150435553540559368.9%
ヨッシー31132 21033424131305544240557152.6%
ドンキーコング402133 4210535532555550350558663.7%
キャプテン・ファルコン3313141 111132320223332520556245.9%
ガノンドロフ43555534 445554445555555515512088.9%
フォックス330402441 2325120125043450557051.9%
ファルコ4124125413 555342425555450559671.1%
ネス30220104020 35010224232020354835.6%
アイスクライマー431423220302 3500532454230557253.3%
カービィ3001010300002 000103011020452720.0%
サムス44254402142505 52435554441559469.6%
ゼルダ/シーク500502231314550 0425433340457354.1%
リンク5333543515355535 5555554505511283.0%
こどもリンク33111203041304110 15233110555440.0%
ピカチュウ301225030333252304 5551220557152.6%
ピチュー1000000200013200000 110010452115.6%
プリン10000002050315010304 25200554432.6%
ミュウツー300001020102040202043 0200253324.4%
Mr.ゲーム&ウォッチ4015215302031412024505 240556648.9%
マルス10010320011535121435333 40556145.2%
ロイ112111030003231104345511 0455238.5%
ギガクッパ5555555545555545555555555 5513398.5%
謎のザコ敵♂20000000000201010001030010 41511.1%
謎のザコ敵♀000000000000000000000000001 10.7%
負け数8
3
3
6
3
4
7
2
4
2
6
4
4
9
7
3
1
5
6
5
3
9
8
7
6
3
1
0
8
4
1
6
2
2
3
8
1
6
4
1
1
4
9
1
1
0
2
6
9
7
4
8
3
21
2
0
1
3
4
1890 

 <強さランキング>

対戦記を元に,各CPUキャラクターの強さをランキングにしました。

通常キャラ
順位
CPUキャラクター勝ち数
(/135)
勝率
  (ギガクッパ)13398.5%
1ガノンドロフ12088.9%
2リンク11283.0%
3ルイージ10174.8%
4ドクターマリオ9973.3%
5ファルコ9671.1%
6サムス9469.6%
7ピーチ9368.9%
8ドンキーコング8663.7%
9ゼルダ/シーク7354.1%
10アイスクライマー7253.3%
11ヨッシー
ピカチュウ
7152.6%
13フォックス7051.9%
14Mr.ゲーム&ウォッチ6648.9%
15クッパ6346.7%
16キャプテン・ファルコン6245.9%
17マルス6145.2%
18こどもリンク5440.0%
19マリオ
ロイ
5238.5%
21ネス4835.6%
22プリン4432.6%
23ミュウツー3324.4%
24カービィ2720.0%
25ピチュー2115.6%
  (謎のザコ敵♂)1511.1%
  (謎のザコ敵♀)10.7%

 <CPUキャラクター分析>

対戦記や対戦風景を元に,各CPUキャラクターを主観的に分析してみました。

 1. マリオ 勝ち数:52/135 勝率:38.5%
マリオは崖でB上を逆方向にやって自滅することが非常に多いので,これが低い勝率の悪因でしょうねm(_ _)m
 そういうわけでカービィ,ミュウツー,謎のザコ敵♂などの下層のキャラクターにも何戦か取られています。
決して実力が無いわけではないので,落下ミスの少ないステージでは強いかもしれません。

 2. ドクターマリオ 勝ち数:99/135 勝率:73.3%
ドクターマリオはマリオのようにB上で自滅せず,復帰も安定しているため,勝率が高く出ました。
 B上の使い方1つでマリオとここまで差をつけてしまうんですね。
  逆に,マリオは何故B上を逆方向にやってしまうんでしょうか…。かなり勿体ない気もします。

 3. ルイージ 勝ち数:101/135 勝率:74.8%
皆様からアンケートを頂いた「強いCPUキャラクター」のランキングでは1票も入っていなかったルイージは,なんと3位の実力。
 私もここまで伸びるとは思わなかったので,記録の段階からビックリでしたm(_ _)m
ルイージは復帰技でB横しか使わないため復帰が不安定であり,B横の暴発で自滅しちゃうこともあるので,
 勝敗はB横の運による場合もあります。ネスやロイとの対戦で2戦も敗れてしまった原因はこれかもしれませんね。
  でも私は運に左右されるそんなルイージが好きです。

 4. クッパ 勝ち数:63/135 勝率:46.7%
クッパは吹っ飛びにくく復帰力もあるため,長期戦になることが多かったです。
 攻撃力が非常に高いので,ネス,ミュウツー,マルスなどの吹っ飛びやすい相手には強いですね。
  その反面,攻撃にかなりスキがあるので,フォックスやMr.ゲーム&ウォッチなどの素早い相手には弱いです。
それでもクッパの勝率は46.7%ということで,私が思っていたよりも高く出ました。

 5. ピーチ 勝ち数:93/135 勝率:68.9%
パワフルで復帰力のあるピーチ姫はやっぱり勝率が高く出ました。
 崖近くでの攻撃が上手く,つかみ攻撃が決め技になることも多かったです。
ときどき崖でB上をやってゆらゆら自滅することもありましたが,それはお姫様のご愛敬ということで。

 6. ヨッシー 勝ち数:71/135 勝率:52.6%
ヨッシーは食べることとタマゴを作ることがお好きなようで,B,B横,つかみ攻撃を多用しました。
 しかしスマッシュなどの決め技を使うことが非常に少ないので,全体的に長期戦になりがちでした。
  ヨッシーの決め技は意外と強力なので,これを縛るのはちょっと勿体ないですね。
 ということでヨッシーは決め技を多用するピカチュウには弱いみたいです。
  全体の勝率は平均的で,数値的にはピカチュウと同じなんですけどね。

 7. ドンキーコング 勝ち数:86/135 勝率:63.7%
ドンキーコングは攻撃のリーチが長く,崖近くで相手の復帰を阻止するのが上手でした。
 吹っ飛びにくく復帰力があるのはクッパと同様の長所ですが,
  攻撃のスキはクッパよりも少なめなので,これも高い勝率の要因でしょうね。
なんだかマリオシリーズのキャラクターは全体的に強いような気がしますね。

 8. キャプテン・ファルコン 勝ち数:62/135 勝率:45.9%
平均以上だろうと思っていたファルコンですが,勝率は意外と伸びず。
 これは崖近くでB横をやって自滅することが非常に多いためではないかと思いますm(_ _)m
  私もファルコンを使っているときによくB横で落下ミスするので,なんだかCPUに共感しちゃいますが。
ってことでファルコンもマリオと同様に,落下ミスの少ないステージでは強いかもしれません。

 9. ガノンドロフ 勝ち数:120/135 勝率:88.9%
ガノンドロフは技の一つひとつが非常に力強く,その攻撃判定も広いので,
 それが動きの遅さをカバーして勝率をここまで高めたんだと思います。
  決め技のメインになっているのは意外にもB上で,復帰ついでに相手をやっつけちゃうって感じです。
個人的にガノンドロフは自滅しがちなイメージがあったので,勝率が1位まで伸びるとは正直思いませんでしたm(_ _)m
 特にあのギガクッパに勝ったときには感動をもらいましたね~。

 10. フォックス 勝ち数:70/135 勝率:51.9%
皆様からアンケートを頂いた「強いCPUキャラクター」のランキングではフォックスがダントツの票を得ていましたね。
 私もフォックスはかなり強いだろうと思っていたのですが,
  実際に記録してみると勝率が51.9%となり,意外にもド真ん中の位置でした。これには記録の段階からビックリ。
フォックスには攻撃にスキが無い,決め技を多用する,復帰が安定している,などの利点がありますが,
 攻撃のリーチが短く,吹っ飛びやすいという欠点が彼の勝率を下げたんでしょうか。

 11. ファルコ 勝ち数:96/135 勝率:71.1%
フォックスとは逆に,CPUのファルコは強いイメージがなかったんですが,けっこう勝ちます。
 結果的に勝率はフォックスより大分高いですが,復帰力はフォックスより低いし,
  見当たる要因といえば攻撃のリーチの長さでしょうかね。
ちなみに彼はBを多用しますが,これが復帰中の相手の手助けをしちゃうことがあったりして,意外とお人好しなんでしょうか。

 12. ネス 勝ち数:48/135 勝率:35.6%
野球少年のネスはスマッシュをよく使いますが,全体的に攻撃のリーチが短く,吹っ飛びやすいのが欠点ですね。
 飛び道具はかなり強力ですが,逆にスキを狙われやすかったりして,結果的に勝率はあまり伸びませんでした。
私はネスの復帰 (B上) の操作が慣れないんですが,CPUは器用にやりますね。その点復帰は上手いです。

 13. アイスクライマー 勝ち数:72/135 勝率:53.3%
2人で1人のアイスクライマーですが,やっぱり攻撃は2人分なので相手にどんどんダメージを与えます。
 反面,相棒が先にやられてしまうと復帰などが困難になるため,一気に負けやすくなりますね。
全体の勝率は平均的か,案外やや高めな感じもします。

 14. カービィ 勝ち数:27/135 勝率:20.0%
カービィは決め技が強いのに,それをほとんど使わないのが非常に勿体ないですね。
 A弱攻撃やB上は多用しますが,それだと決め技にはならないので,
  相手にダメージを与えることはできても先に吹っ飛ばされてしまうパターンが多いです。
ということで勝率は下から2番目となりました。

 15. サムス 勝ち数:94/135 勝率:69.6%
サムスは直接攻撃も飛び道具もパワフルなので,決めるときはキッチリ決め,勝率が高く出ました。
 そしてサムスはなんとあのギガクッパにも勝てる実力を持つ強い女性。
  やはり豊富な飛び道具がサムスの最大の武器ですね。
意外にもドンキーコングやアイスクライマーには1勝も取れませんでしたが,原因は不明。

 16. ゼルダ/シーク 勝ち数:73/135 勝率:54.1%
5回のうち3回はゼルダから2回はシークから対戦開始しました。
 それでも頻繁に変身するので,最終的にはゼルダとシークの総合力だと言って良いでしょう。
  実際に強い相手には負け,弱い相手には勝つというように,勝敗の結果が全体的にはっきりしています。
 攻撃型のゼルダとスピード型のシークが合わさって,結果的にバランスの良いキャラクターに仕上がったわけですね。

 17. リンク 勝ち数:112/135 勝率:83.0%
足が遅いこととジャンプが低いこと以外はパーフェクトじゃないかというリンクですが,予想通り2位という好成績でした。
 飛び道具も豊富ですが,直接攻撃のリーチが長い上に攻撃力も高く,復帰も安定しているので,当然のように勝率が高いです。
もしかしたらギガクッパにも…とは思いましたが,残念ながらこの5回戦ではほとんど僅差で敗れていますm(_ _)m

 18. こどもリンク 勝ち数:54/135 勝率:40.0%
青年時代とは逆に足が速くジャンプが高いこどもリンクですが,
 やはり1対1の接近戦ともなると足の速さやジャンプの高さはあまり重要でなくなるようで,
  低めの攻撃力が勝率を下げてしまったと考えられますね。
例によってアピールが長いので,アピっている最中に突かれて牛乳をこぼすことが多いです。
 まぁこれは勝敗にはほとんど無関係だと思いますが^^;

 19. ピカチュウ 勝ち数:71/135 勝率:52.6%
強いマリオシリーズに対して勝率が伸びないポケモンシリーズですが,その中で最もまともに戦ったといえるのはピカチュウ。
 復帰が全方向にうまく対応しているので,落下ミスは少ないです。
  スキが少なく攻撃力も高めですが,やはり吹っ飛びやすいのが最大の弱点ですね。
ということで全体の勝率は平均的です。

 20. ピチュー 勝ち数:21/135 勝率:15.6%
やっぱりピチューは公式通り下から1位でした。
 ところどころで気まぐれに勝ったりしていますが,やはり攻撃力が低い,吹っ飛びやすい,
  しびれによってダメージが蓄積しやすい
などの欠点 (というかハンデ?) が勝率を大幅に下げてしまいました。

 21. プリン 勝ち数:44/135 勝率:32.6%
前作で最弱だったプリンは下から4番目ということで,けっこう這い上がってきましたね。
 それでも決め技が少なくリーチも短いので,先に吹っ飛ばされてしまうことが多いです。
  やっぱりCPUのプリンはB下でホームラン!みたいな派手なことはしないみたいです。
フォックスやMr.ゲーム&ウォッチにはちゃっかり全勝していたりして,なんとなく謎の多いキャラクターです。

 22. ミュウツー 勝ち数:33/135 勝率:24.4%
最強のポケモンとも言われたミュウツーですが,期待にはお応えにならず,プリンよりも退いてしまいました。
 平均は軽く超えちゃうだろうと予想していたので,下から3番目という結果にはちょっとビックリ。
吹っ飛びやすいのはわかりますが,なんだかんだで攻撃にスキがあったりして,ダメージを受けやすいんでしょうか。

 23. Mr.ゲーム&ウォッチ 勝ち数:66/135 勝率:48.9%
Mr.ゲーム&ウォッチはティッシュよりも薄いため吹っ飛びやすいのですが,攻撃のスキはほとんど見せません。
 そのため相手によって勝敗が分かれていて,スキ有り型のクッパやドンキーコングには見事に全勝していますし,
  攻撃型のガノンドロフやリンクには見事に全敗しています。
全体の勝率は平均的ですね。

 24. マルス 勝ち数:61/135 勝率:45.2%
皆様からアンケートを頂いた「強いCPUキャラクター」のランキングではマルスの票も多めでしたが,平均以下という結果に。
 私としてもちょっと意外でした。
吹っ飛びやすい,復帰力が低い,決め技を使うことが少ない,つかみ攻撃が弱い,などの欠点が勝率を下げたんでしょうか。
 人間が使うとまるまるスルスルと操作できてかなり使いやすいキャラクターなんですが,
  CPUのマルスはなんだか積極性に欠けている気がします。
攻撃のリーチが長いので,ネスやカービィなどの手足の短い相手には強いですね。

 25. ロイ 勝ち数:52/135 勝率:38.5%
全体の勝率はマルスよりも低く出ていますが,ルイージ,ファルコン,プリンなどの気まぐれキャラではマルスに勝っています。
 まぁ気まぐれキャラに勝つのはそのときの運勢もあるのかもしれませんが,
  他にもキャラによってマルスが勝ったりロイが勝ったりといろいろなので,やはり剣の先端型付け根型の違いでしょうか。

ここからはイレギュラーのCPUキャラクターの分析に移ります。
 強すぎたり弱すぎたりと極端なので,強さランキングでは少し目立たなくしてあります。

 26. ギガクッパ 勝ち数:133/135 勝率:98.5%
もう長所は何かとかいう問題以前に,この亀は圧倒的に強いです。
 つかみ攻撃も受けないので,必死につかもうとするCPUたちを見ているといろんな意味で涙が出てきました。
ガノンドロフとサムスだけが死に物狂いで1勝を取ることができましたが,
 ルイージ,フォックス,ファルコ,リンクなど,結果には残らなかったもののもう少しで勝てそうだったキャラクターもいました。

 27. 謎のザコ敵♂ 勝ち数:15/135 勝率:11.1%
謎のザコ敵♂はその名の通り弱いです。体はハリガネですか,というくらい。
 そもそもB技が無いので復帰力が無く,そして吹っ飛びやすさも彼らの売りです。
  それでも攻撃力が若干あって攻撃判定も広かったりするので,ときどきハリガネに負けるキャラもいます。

 28. 謎のザコ敵♀ 勝ち数:1/135 勝率:0.7%
謎のザコ敵♂よりも更に弱い謎のザコ敵♀。下には下がいるってやつです。
 彼女は身長が高いのに下攻撃をほとんどせず,しかもカービィやピチューなどちょっと勝てそうなキャラに限って体が小さいので,
  これらのキャラにはほとんど攻撃が当たらず,結局は負けてしまうって感じです。
これは低身長に憧れているのに高身長になってしまった女性の悩みを象徴しているわけですね。